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「日本文化論」はどう創られてきたか 戦時下のモンタージュ

集英社新書 1278
大塚英志/著
著作者
大塚英志/著
メーカー名/出版社名
集英社
出版年月
2025年9月
ISBNコード
978-4-08-721378-2
(4-08-721378-1)
頁数・縦
474P 18cm
分類
新書・選書/教養 /集英社新書

価格¥1,300

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国内外に喧伝される「日本らしさ」はどのように生まれたのか。その起源は、ロシアの映画監督・エイゼンシュテインが編み出した「モンタージュ理論」にあった。 「モンタージュ」の語は映画のみならず、写真、広告、雑誌、まんがによって戦時下の日本で流行しプロパガンダのツールとして作り手と受け手に浸透した。 戦時下のメディア理論と文化工作を研究するまんが原作者・批評家が、芸術理論がさまざまな文化と融合し、ファシズム的な表現に変容していくさまを分析。「創られた日本文化論」の正体を明らかにする。  【目次】 第一章 モンタージュ化する「日本」 1 パリ万博とモンタージュしかない「日本」  2 寺田寅彦と昭和初頭のモンタージュ論ブーム 3 紙芝居とシネ・ポエム 4 絵巻物モンタージュ説の誕生  第二章 モンタージュとしての報道 1 報道写真と国策の実装 2 アマチュアとデータベース 3 今泉武治と原弘――プロパガンダ技術としてのレイアウト 4 報道技術研究会と「心」のモンタージュ  第三章 柳田國男と戦時下のモンタージュ 1 重ね撮り写真からモンタージュへ 2 三木茂ともう一つの「ルーペ論争」  終章    手塚治虫と占領下・戦後のモンタージュ  【著者略歴】 大塚英志(おおつか えいじ)  国際日本文化研究センター名誉教授。 研究者としての専門領域は戦時下大衆文化研究。 この分野の著書に『大政翼賛会のメディアミックス』(平凡社)、『「暮し」のファシズム 』(筑摩書房)、『大東亜共栄圏のクールジャパン』(集英社)、編著に『運動としての大衆文化』(水声社)等。 また柳田國男に関する著書に『「捨て子」たちの民俗学』(KADOKAWA)、『公民の民俗学』(作品社)、編著に『接続する柳田國男』(水声社)等。まんが原作者としても知られる。

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